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日本人にとって、人間関係で最も大切なものは、
他人の「感情」を知って対応していくことです。

対応とは、「サービス」と言っても良いと思います。
それが、良い人間関係を築き上げていく秘訣であると言えます。

「感情」とは、いったい何でしょうか。

感情とは、「気分」と考えることができ、
気分とは、理由もなしに起こってくる「単純な気持ち」です。

「感情」とは、ある刺激に対して起こる主観的反応のことです。
この主観的反応には、生理的反応と精神的反応があります。

生理的反応とは、胸がドキドキするとか、
手が冷たくなるといった「体に表れてくるもの」です。

精神的反応とは、興奮、不安、恐れといった「こころの反応」のことです。

つまり、日々の生活の中で、いろいろな出来事に合ったときに、
反射的に起こり、消えていくものです。

感情には、「喜怒哀楽」があります。
私たちは、この感情は「良いもの」、「良くないもの」と思い込んでいるふしがあります。

たとえば、「喜びの感情」は良いものと思いますが、
「怒りの感情」は良くないものと思われています。

そうすると、怒っている人を見ると、
「そんなに怒らなくてもいいじゃないですか」と言ってしまいます。

つまり、「怒り」は良くない感情と思っていて、
「怒り」に対して「怒り」で対応してしまうのです。

しかし、「怒り」の感情を素直に受け入れることができると、怒っている人を見ても、
「何かの事情で怒らずにはいられなかったのでしょう」と、
相手の人の気持ち(感情)をそのまま受け入れ、察することができるのです。

厳しい経済状況にあっても、繁栄している会社、店に共通していることがあります。
それは、お客様に対して、感情へのサービス(配慮)がなされていることです。

つまり、人の気持ち(感情)をくんで対応しているのです。

たとえば、レストランで、水が飲みたいと思った瞬間に水がさりげなく出てくるといった、
お客様が求めていることを察して、対応しているのです。

日々の生活の中で、さりげない出来事を通し、相手の気持ちを察して、感情に配慮し、
サービスしていくことが、魅力ある人間関係をつくるコツです。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

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人間関係の基本は、「あいさつ」から始まります。

人は、あいさつをしてもらったとか、してもらわなかったとかということで、
自分が大切にされているか、自分を覚えてくれているかといった、
自分の存在を認めてもらっているかどうかの基準としています。

「あいさつ」の四か条があります。

①「あ」は、相手に返事を期待しない。
②「い」は、いつでも、どこでも、だれにでも。
③「さ」は、さわやかに、先にする。
④「つ」は、続けてする。

以上の四か条を大切に、率先し、朗らかに、たとえ返事が返って来なくても、
継続して「あいさつ」をしていきましょう。

多くの方から人間関係の相談が寄せられますが、
「家庭内であいさつがあるかどうか」を尋ねると、たいていの人が「ない」と答えます。

そこで、「朝起きたら、あいさつをしてみてください」とすすめますが、
「これまで、やってみましたが、まったく反応がないので、やめました」
ということが多いのです。

しかし、「あきらめずに朝は『おはよう』とおっしゃってみてください。
あいさつというのは、し続けると、いつか必ず返事が返って来るものです」とすすめます。

継続していれば、必ず変化が起きます。
人間関係の基本、「あいさつ」の名人になりましょう。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

育ち盛りの子供にとって、食べ物は「量」がものを言います。

しかし、成長して年を重ねていくごとに、「量」から「質」へ変化していきます。
子供のときに「質」を求めると偏食になります。

人間関係も同じです。
子供の人間関係で大切なことは、人間関係の「量」をこなすことにあります。

初めから「質」を求めていくことが、人間関係構築能力を低くしているのです。

初めから親が「質」を追求して、
「あんな子と遊んではだめ」と言ってしまうことも多いのではないでしょうか。

しかし、子供にとっては、まずは多くの友だちを得ることが大切なのです。

なぜなら、子供は、良いことも悪いことも友達から学び、
それが自分自身の判断基準を形成していくからです。

この経験が、「豊かな人間関係」の土台となっていく大切な要素です。
やがて、人生で初めて、自分の価値観を共有できる友人との出会いにめぐり合うでしょう。

これが、転換期です。
自分なりの判断基準がついて初めて、「量」ではなく「質」が大切になるのです。

人間関係は「質」へと変化していくことによって、その深みを増していきます。

今日、社会問題となっている引きこもりや不登校は、
「量」をこなさなかったせいで多くの友人との出会いがなく、
自分に合っている友人と共に感動を分かち合う経験をしてこなかったことが、
その要因になっているのではないでしょうか。

引きこもりは、「自分探し」をするために必要な時間であるとも言われます。

しかし、「自分探し」は「自分育て」です。
「自分育て」は、自分ひとりでつくられるのではなく、
他人との交わりの中でつくりあげられていくものです。

ひきこもりは、「他人との人間関係の中で生きる力」を身につけていくことによって,
解決するのではないでしょうか。

人間関係の「量」と「質」を見つめ直し、豊かな人間関係が形成できるように、
子供や青年を援助していくべきだと思います。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

日本人には、ある特徴があります。

他人の目が気になる、他人に受け入れられなければならないと思っている人が、
多いということです。

そのような人の共通点をまとめると、次のようになります。

①言いたいことをがまんしてしまう。
②自分のことは後回しにしてしまう。
③自分の思いを引っ込めてしまう。
④人から頼まれると、断ることができない。
⑤好きなことでも、まわりの人と同じでないと好きと言えない。
⑥納得できないことでも、他人の意見を左右されてしまう。
⑦意見を言えない自分に失望してしまう。

あなたは、いくつあてはまりましたか?

このような傾向が強い人は、「みんなと同じでなければ不安だ」
という思い込みの中に生きているのです。

なぜ、他人の目が気になり、他人に受け入れられなければいけないと思うのでしょうか?

人は、嫌われたくない、好かれたいという思いから、
他人の評価を気にして生きてしまうのです。

人は、社会的な動物であり、一人でいることに不安を感じてしまって、
「みんなと同じ」ということを確認することによって安心を得るのです。

その縄目から解放されるには、どうすれば良いのでしょうか?

それは、確固たる自分の評価基準「絶対評価」の意識を持つことです。
それが、自分を大切に生きる人生であり、自立した人生につながります。

自分の信じていることを主張し、不必要ながまんを重ねることなく、
いやなことはいやと言える人、仮に他人に受け入れてもらえなくても気にせずに、
一人でいることができる生き方、そうした意識を持っていれば、
堂々と「好きなことは好き」と言うことができます。

みんなと違う道を進むことも「大丈夫」と思えるようになります。
他人の評価を気にすることもなくなり、自分のこころを大切にして、
一人でも堂々と人生を歩むことができるのです。

「一人でいること」、「孤独であること」は、勇気のいることですが、大丈夫です。
そんなあなたを評価し、応援してくれる人は必ず現れます。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

あるお話です。
大きな町の入口にある大きな石に一人の老人が座っていました。

旅人が通りかかり、その老人に聞きました。
「この町は、いい町でしょうか。幸せになれる町でしょうか」

すると、老人はこう尋ねました。
「あなたが今まで住んでいた町は、どんな町でしたか」

旅人は答えました。
「今まで住んでいた町は、それはひどい町でした。
だから、こうして引越してきたんです」

老人は旅人に言いました。
「この町も、あなたが今まで住んでいた町と同じですよ」と。

そして、老人は、また石に座り続けました。
すると、他の旅人がやって来ました。

そして、同じように、その旅人は、
「この町は、いい町でしょうか。幸せになれる町でしょうか」とききました。

すると老人は、さっきと同じように、
「あなたが今まで住んでいた町は、どんな町でしたか」とききました。

旅人は、こう答えました。
「私の住んでいた町は、それはそれはいい町でした」

そう言うと、老人はにっこりとほほ笑んで旅人にこう言いました。
「この町も、あなたが今まで住んでいた町と同じように、とてもいい町です」

この話は、「あなたのこころがすべてを決める」ことを、とてもわかりやすく表しています。

人間関係がうまくいかない人は、他人や環境のせいにします。
「あの人がこうしてくれれば」と。しかし、なかなか人は変わりません。

幸せな人生を生きる秘訣は、人を変えるのではなく、
「自分のこころの持ち方を変える」ことです。

そうすると、まわりの世界も変わります。
ではどうしたら、自分のこころの持ち方を変えることができるのでしょうか。

それは、どんな状況にあっても、どんな人に出会っても、
前向きにとらえるこころを養うことです。

そのためには、ゆるがない確かな人生観を持つことです。
何も見ても、何を聞いても「すばらしい」と考える心構えです。

人を変えることにエネルギーを費やすのではなく、
自分を変えることに全力でエネルギーを使いましょう。

他人と過去は変えられない。変えられるのは、自分と未来です。
他人も過去も現在も未来も自分も変えられるのです。

それは、あなたの心構え次第です。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 



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プロフィール
HN:
中村彰宏
性別:
男性
職業:
心理カウンセラー
趣味:
カラオケ、テニス、映画
自己紹介:
氏名:中村彰宏
職業:心理カウンセラー
学歴:米国ロマリンダ大学院
カウンセリング学部卒業(修士)
資格:米国カリフォルニア州認定・
夫婦家族療法セラピスト
現職:オリーブ・カウンセリング・
センター(代表)
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