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「仕事は楽しいけれど、会社の人間関係が嫌・・・・・」。
そんな悩みをよく相談されます。

仕事が忙しく、フラストレーションがたまると、人は相手を責める気持ちが大きくなりますが、
そんなときに思い出してほしいのが、「変えられのは自分だけ」というバウンドリーの原則です。

相手ではなく、自分の行動を変えることが、状況を改善する一歩になります。
職場での複雑な人間関係をうまく乗り越えるために、バウンドリーの力を借りましょう。

1.自分がやるべき仕事の範囲を確認する

「もう手いっぱいなのに、上司が新たな仕事を持ってくる」、
「やる気のない後輩の仕事をカバーしなければならない」、

こんな不満を抱えている人がいます。どうすれば良いのでしょうか。

まずは、「ここから先は自分の責任ではない」ということを自覚するところから始めてください。
そして、できないことには先手を打って、「できません」と、はっきり相手に伝えましょう。

つけ込まれる人は、つけ込まれやすい対応を取ってしまっていることが多いので、
毅然と「ノー」を言わなければならないのです。

2.残業時間は自分で決める

今の日本の社会では、リストラで仕事を辞めなければならない人がいる反面、
仕事を持つ人は、少ない人手の中で長時間働かなければならないという現状があります。

残業をまったくしないのが無理なら、「一日に2時間までならしてもいい」
といった具合に自分で線引きをすることが大切です。

つまり、仕事をする上でも、自分のバウンドリーをつくるわけです。

3.優先順位をつけて仕事をする

ムダなく効率的に動く人は、物事の優先順位がきちっと決まっています。
これができていないと、物事がスムースに進んでいきません。

優先順位をつけ、重要なことには時間をかけてメリハリをきかせると良い仕事ができます。

「これぞ」という目標を掲げたら、あまりしなくてもいいことに時間を費やさずに
目標達成のために時間を使うようにしましょう。

今日やるべきこと、1週間後の目標、1ヵ月後の目標、というように、
段階別にプランを立てると実行しやすくなります。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。

 

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友だちとの間で起こりやすい問題は、「譲りすぎ」によるものです。

譲りすぎには、
①お互いに「ノー」が言えない
②片方が「ノー」を言っても、片方がパワーで覆す
③片方が「ノー」を言っても、片方が巧妙に受け入れさせる
という三つのパターンがあります。

思い当たる人は、自分がどれに当てはまるかを考えてみてください。
パターンを知ることで、今後どのように対応すれば良いかがわかります。

①互いに「ノー」が言えない関係

日本人に多いのが、どちらも「ノー」を言えない関係です。
自分の正直な気持ちを相手に伝えられず、「いいよ、いいよ」と、
相手の都合や意見に合わせてしまいます。

表面的には順調に友情関係が続いているように見えますが、
いつも人に合わせていると、納得できない思いが残って、
無意識のレベルで、傷ついた気持ちが重なっていきます。

あなたが相手に譲りすぎている場合は、小さなことから「ノー」を言う練習をして、
バウンドリーを示していきましょう。

たとえば、友だちから「イタリアンを食べに行こうよ」と誘われたときに、
「そうね。それでいいわ」と答えるのではなく、思いきって、
「今日はさっぱりと和食を食べたい気分なんだけど」と言ってみるのです。

逆に、あなたの側に「相手から譲られすぎているかもしれない」という心当たりがあるなら、
これからは、相手の好みや都合を意識して聞くようにしましょう。

そうすることによって、互いのバウンドリーが理解できるようになり、
少しずつ「ノー」が言える良い関係に変わっていきます。

②力で「ノー」を覆されるとき

あなたが「ノー」を言っても、相手が「ノー」を受け入れず、攻撃的に覆してくるとしたら、
どうすれば良いでしょうか。

このような関係を改善するには、「ノー」を言う練習を少しずつ積んでいくしかありません。
自分の意見をきちんと主張すると、相手もあなたの存在を認め、
あなたの領域を尊重するようになります。

③巧みに「ノー」を覆されるとき

巧妙に相手の「ノー」を「イエス」に変えさせてしまう人がいます。
たとえば、B子さんが、「急な仕事が入ったから子供を見てほしい」とAさんに電話してきます。
「ノー」が言いにくいギリギリの状況で頼んでくるわけです。

この場合、A子さんはB子さんに、「急な頼みでは受けられないこともある」という思いを、
素直に伝えなければなりません。
繰り返し「ノー」を言って、自分のバウンドリーを表明していくことが大事です。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。
 

「あなたが大切にしているものは何ですか?」という問いに、
「友だち」を挙げる人がたくさんいます。

一緒にいて楽しく、困ったときはお互いに支え合う、心から信頼できる友だちは、
本当にかけがえのない存在だと思います。

その反面、友だちに傷つけられたり、
つらい思いをさせられたりした経験を持つ人も少なくないようです。

友だち同士、互いのバウンドリーを尊重するためには、
どんなことが大切かを理解し、本物のかけがえのない友情を築くために、
友人関係に起こりやすい悩みと対処法を紹介します。

映画やテレビドラマを見ていて、「あの人とは、つき合わないほうがいいのに」
と思わされる人間関係に気づくことがありませんか。

関わりを避けたい人の代表は、無責任な人、批判的な人です。

1.無責任な人

無責任な人は、自分のバウンドリーが明確でなく、
他人のバウンドリーも平気で侵します。
根が無責任ですから、頼りにならないし、当てにできません。

このような人と深くつき合うと、あなたが後始末をしなければならないはめになります。
こういう人と一緒にいて、イライラしない人はいないでしょう。

2.批判的な人

批判的な人は、自分ができる建設的なことはせずに相手の領域を侵します。
批判的な人は、正義感が強く、真実を求め、断定的です。

けれども、人への思いやりがなく、相手の感情には無頓着です。
人の失敗やあらを探すことにエネルギーを使いますが、
関わりには関心を持ちません。

今の日本社会は、少子化、核家族化で、人間同士の関わり合いが浅くなっています。
結婚しない人が増えているのも、他人との親密な関わりに興味がない
という現われでしょう。

浅い関わりしか持たない人ほど、危険な人物に強く引きつけられることが多いので、
注意してください。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。

 

良い話し方の条件には、四つのポイントがあります。
これは、自分の内面のバウンドリーを、まわりに示すのに役立ちます。

1.直接的であること

たとえば、疲れていて、食事の片付けを夫に頼みたいとき、
「今日はすごく疲れちゃった」では、直接的ではなく、相手に真意が伝わりません。

夫は「それなら、早く寝たほうがいいよ」と答えるかもしれませんが、
食器はおそらく流し台に置かれたままでしょう。
「今日は疲れているから、手伝ってもらえないかな」というのが、直接的な言い方です。

2.具体的であること

具体的に手伝ってほしい内容を伝えます。
「私はテーブルの上を片付けるから食器を洗ってほしい」といった具合です。

3.内容が明瞭であること

直接的、具体的であっても、不明瞭だと相手は食器を全部洗わないといけないのかと
勘違いして、拒否反応を示すかもしれません。

明瞭というのは、「私が食器を洗うから、あなたは拭いてくれる?」といった具合です。

4.正直であること

疲れていないときにも「疲れた~、疲れた~」と言うのは、正直ではありません。
コミュニケーションは、正直であることが、何よりも大事です。

話すときのテクニックとしておすすめしたいのは「I(アイ)メッセージ」というものです。
これは、「私」を主語にしたコミュニケーションです。

それに対して、「あなたに原因がある」というような、あなたを主語にした言い方は、
「YOUメッセージ」です。

この「YOU」を「I(私)」にして話してみましょう、ということです。

「あなたは約束をちっとも守らない」を「約束を守ってくれないと私は悲しい」と言い換えると、
相手を非難せずに自分の感情を伝えることができます。

「~してもらって私は良かった」「~してもらえると私はうれしい」など、
プラスの感情を表す練習をすると良いのではないでしょうか。

「I(アイ)メッセージ」を身につけていけば、対人関係に役立ちます。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。

 

悪い言い方を改善し、さらに積極的な聞き手になるために、
「反射」という方法を紹介しましょう。

反射は、聞き手が鏡になって、相手の話したことを返すことで、
次に挙げるような方法があります。

1.自分の言葉で短く言い換える

相手の話の要点を含みつつ、できるだけ短い言葉で言い返します。

たとえば、「仕事はやりがいがあるし、同僚ともうまくいっているけど、
上司の態度がよそよそしくなって気になっている」と悩みを打ち明けられたら、
「上司の態度が気になるのね」と返せば、「そうなのよ、この間もね~」と、
相手の次の言葉が出やすくなります。

2.相手の気持ちに焦点を合わせる

「子供が生まれたのはうれしいけれど、毎日一緒に家にいると、時々、
無性に不安になるの」と打ち明けられたら、「初めての子育てで、不安を感じるのね」と、
相手の気持ちを受け止めるような答え方をすると、コミュニケーションが深くなります。

3.相手の問題を理解する

相手の感情を理解したら、次に相手の持つ問題を理解することです。
「どんな不安なの?社会から取り残されてしまったような感じ?」と、

問題を汲み取って反射できると、もっと詳しく話が続いていきます。

4.相手の話の要約を反射する

「それは~ということ?」というように、相手が話した内容を確認しながら、
コミュニケーションを進めることです。

こうすると、バウンドリーを侵さず、誤解なく進み、互いの理解が深くなります。

次に、「相手に対して自分からドアを開く」ことを考えてみましょう。

たとえば、相手が話しづらそうにしているとき、「今日はどう?」、「緊張していますか?」
などと、受ける印象を伝えると、相手が話しやすくなります。

この投げかけが、「ドアを開く」ということです。

ドアを開いていつでも相手が入れるようにしておきますが、
入るかどうか、どこまで話すかは、相手が決めることです。

そして、相手が話しにくそうなときには、「そのことについて、もう少し詳しく聞かせてください」
などと、投げかけるのも、ドアを開くことになります。

質問をするときには、相手が「イエス」や「ノー」で答えられない質問を心がけましょう。

たとえば、「夕べは眠れましたか」と聞くのではなく、「夕べの眠りはどうでしたか」
というような聞き方に変えていきます。

無言になってしまっても、相手が話し始めるまで待つことも大事です。
相手に考える時間を与えてください。

うなずいたり、「それで」「それから」などと、つなぎの言葉を使ったり、
さり気なく励ますことも良いでしょう。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。

 



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中村彰宏
性別:
男性
職業:
心理カウンセラー
趣味:
カラオケ、テニス、映画
自己紹介:
氏名:中村彰宏
職業:心理カウンセラー
学歴:米国ロマリンダ大学院
カウンセリング学部卒業(修士)
資格:米国カリフォルニア州認定・
夫婦家族療法セラピスト
現職:オリーブ・カウンセリング・
センター(代表)
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