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1.別れることは、いつでも可能

恋愛期間中に心がけたいことは、「ダメならいつでも別れられる」
という気持ちを持つことです。

「いつでも別れられる」と思うことで、相手と適度な距離を保つことができます。

ロマンティックな気持ちに流されるだけでなく、冷静に相手を見ることができるのです。
これは、相手に対しても良いメッセージを送ることになります。

お互いに理不尽なわがままを言えなくなりますし、良い危機感も持ちながら、
つき合うことができるからです。

実家に帰ったときの様子、友だちといるときの様子、
こちらが落ち込んでいる時どう対処してくれるかなど、
さまざまな視点から相手を見るようにしましょう。

ただし、これはあくまでも、より良い関わりを持つためであって、
計算高くなるということとは違います。

そして、相手にも同じようにあなたを見る権利があることを忘れないでください。

2.相手をヒーロー化しない

相手に対し、現実的な期待をしているかどうか、
非現実的な期待をしていないかどうかも考えてほしいことです。

万能感症候群に左右されると、相手をヒーロー化しやすい傾向があります。

相手が自分にないもの(お金、学歴、地位など)を持っていると、
そのことで満たされてしまい、ほかのこと(性格、癖など)が、
見えなくなってしまうことがあります。

相手の行動に対して、「ちょっと問題かな」と戸惑ったことがあっても、
たいていの人は「結婚したら、なんとかなる」と楽観視しがちです。

しかし、現実はその逆で、問題が大きくなる可能性の方が高いと言えます。

ですから、少し不安に感じたことがあれば、結婚までに、
それなりに解決しておかなければなりません。

「ここまでつき合ってきたのだから、今さら別れられない」とは絶対に思わないことです。
別れの決断は、いつでも可能なのです。

3.意見の食い違いにどう対応するか?

たとえば、二人で映画を観ようと思ったとき、観たい映画が違って、
意見が食い違うということは日常的に起こります。

こういう場合に、二人でどう対応するかが大切になってきます。

結婚して三年のカップルは、「夫の喫煙」のことで、もめていました。
妻はつい「病気になっても知らないから」などと嫌みを言ってしまいます。

この場合、妻が嫌みを言ったり、ヒステリックにとがめたりすることは、
ほとんど効果がないでしょう。

夫の方は「部屋では吸わない」という約束を守っているのですから、
それ以上は夫のバウンドリー内のことです。

妻も歩み寄って「私は、あなたの体が心配なのよ」と、
定期的にやさしく「私メッセージ」を送り続ける方が、解決への道と言えます。

喫煙する、しないは、本人が決めることで、妻の力が及ばない領域ですから、
どこかで割り切ることが必要でしょう。

恋愛期間中は、お互いにいい格好をしてしまいがちですが、
結婚生活の予行演習と考え、自分の正直な気持ちを伝えたり、
ありのままの地をさらけ出したりすることも必要です。

そして、相手に対して、疑問や不安を感じたときは、
小さなことでも小さなことと見なさないで、解決していく努力をすることが肝心です。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。

 

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交際時のコミュニケーション不足や互いのバウンドリーが明確でないために、
問題を抱えている夫婦が後を断ちません。

親とどう関わるか、子供はどうするのか、お金の使い方をどうするのか、
などについて、しっかりと話し合っていないために、
さまざまな食い違いが起こってくるのです。

「結婚前に、そんな話はしづらい」と躊躇せずに、
結婚前だからこそ、よく話し合っておきましょう。

夫婦それぞれの領域を明らかにし、お互いの違いについて、
譲り合い、妥協し、話し合って、解決するプロセスが、
二人の信頼を深める基本になるのです。

今回から、「夫婦間の適切なバウンドリー」について、
お話していきましょう。

1.結婚前に確認すべきこと

結婚して一年にも満たない若い夫婦が言い争っています。

「結婚前は、買い物にもよくつき合ってくれたのに、どうして今は時間がとれないの!」と
口をとがらせて文句を言う妻に、「仕事が忙しいから、仕方がないだろう」と夫。

さらに妻が「休みの日はいけるじゃない」と突っ込むと、夫は「買い物は好きじゃない。
休日ぐらい自分の好きなことをしてゆっくりしたいよ」と切り返します。

さて、あなたは、二人の主張をどう思いますか?

これは、結婚に際して、二人のコミュニケーション(バウンドリーの確認)が、
足りなかったために生じた問題です。

お互いの価値観が合うかどうか、合わないときは、どれくらいなら歩み寄れるかを、
恋愛期間中にしっかりと話し合う必要があります。

具体的には、

①親とどう関わるか(同居か別居かなども含めて)
②子供を産むか産まないか(産む時期や何人産むかも含めて)
③お金の使い方をどうするか(家計費の分け方なども含めて)
④家を買うか借りるか(住宅ローンの返済計画なども含めて)
⑤休日などの時間をどう使うか(一緒の時間、別々の時間も含めて)

以上のような事柄について、二人の考えをまとめてみることを
おすすめします。

2.二人の金銭感覚は一致するか?

夫婦のいさかいの背後に、「金銭感覚のギャップ」がある場合が、
しばしば見受けられます。

二人がどのような金銭感覚を持っているかを知ることは、とても重要なことです。

結婚前は、金銭感覚については、なかなか表に出にくいのですが、
結婚すれば、それはすぐに現実問題になります。

ですから、率直に話し合っておいた方が良いです。

貯蓄についても、ある人は貯蓄よりも今の生活を楽しんだ方が良いと思うかもしれませんし、
ある人は節約して貯蓄に回した方が良いと言います。

こういう価値観の異なる男女が結婚したら、当然、喧嘩のもとになるでしょう。

「結婚前に、お金の話なんてしにくい」と言う人がいますが、
結婚前だからこそ、よく話し合っておくべきです。

また、片方が仕事をしていない場合でも、家計についてはオープンにすることが、
夫婦の間では非常に大事です。家計は透明であるべきです。

結婚して何十年も経った夫婦でも、財産について知らされていないといった不信感を
持っている方が少なくありません。

一家の大黒柱が、リストラや健康上の問題などで
仕事を失ってしまうこともあるのですから、
夫婦は自分たちの経済を理解し合っておくことが基本です。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。
 

仕事の問題や悩みを、上司や同僚にきちんと伝えたいのに話せない、
うまくいかないという場合、原因はどこにあるのでしょうか。

それには、次のような理由が考えられます。

1.相手が怒り出すのが怖い

子供時代に、自分が言ったこと、やったことに対して、親が怒ってしまう、
親の怒りに対して、自分の気持ちを飲み込んでしまう、

つまり、自分の感じていることを伝えられないという体験をしていると、
職場でも思うように気持ちを伝えることが難しくなります。

2.相手の痛みを受けとめられない

自分が「ノー」と言うことによって、相手を困らせてしまうのではないか、
という気持ちがあります。

自分が「ノー」と言えば上司が困ってしまう、見ていられないとなると、
やさしさよりも心の傷であると言えます。

相手の痛みを受けとめるだけの成熟さが育っていないのです。

3.言い方に問題がある

「言ったのにわかってもらえない」という人は、言い方に問題があるのかもしれません。
「いつ、どのように話すか」を事前にしっかりと考えることです。

多くの場合、このタイミングを間違えています。

私たちは、議論や喧嘩やエキサイトしているときに、
ついホンネをしゃべってしまいがちです。

しかし、カーッとなっている精神状態で建設的な話し合いはできません。
相手が冷静に聞ける状態を見計らって伝えなければなりません。

そして、どのように話すか、練習してみることです。
大事な話をしようと思うときほど入念に準備をして、リハーサルをして下さい。

自分が置かれている状況を冷静に説明し、真剣であることが相手にもわかれば、
伝わることが多くなります。

また、上司や同僚から、セクハラと思えそうなことを言われたり、
ファッションやプライベートなことにまで口出しされたりするときには、
我慢をせず、「ノー」を言いましょう。

「本当にセクハラかどうかわからないので・・・・・」と
躊躇している人がいますが、自分が不愉快に感じるかどうかが問題なのです。

たとえ相手が目上の人であっても、言動や行動が度重なるようであれば、
一対一ではなく、人を交えて話し合うことが必要です。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。
 

心理学に「転移」という用語があります。

子供時代に親子関係の中で解決されていない葛藤が、
大人になって人と関わる中で現れることです。

無意識的になされるので、本人も気づかないものですが、上司との問題において、
解決されていない過去の家族関係が関わっているケースが少なくありません。

上司から仕事を頼まれ、「ここをもう少し変えるように」と指摘されたとします。

普通ならその部分を訂正すれば終わることですが、
「この上司は自分を認めてくれていない。なんて自分はだめなのだ」などと、
非常に強い反応を示す場合は、転移の可能性があります。

自分に、もし心当たりがあるときは、自分の家族との関わりの中で、
同じような反応をしたことがないか考えてみてください。

たとえば、子供時代に親からほめてもらおうと頑張ったのに、
認めてもらえなかったという経験を持っていたとします。

ほとんどの親は、わが子を認めていたかもしれません。

しかし、子供にしてみると、親は自分を認めてくれているという
確かな感情が持てなかったのです。

いつも親にほめてもらえない不満や寂しさを抱えたまま大人になり、
本人はそのことをすっかり忘れています。

こういう経験がある人は、会社に入って自分より地位の高い上司と出会った時に、
この人から認めてもらいたい、ほめられたいと必死で頑張ることがあります。

ですから、ちょっと訂正を求められただけでも、大きなショックを受けるのです。
親と上司は、まったく別の存在ですが、ごちゃ混ぜになってしまうわけです。

もう一つの問題は、同僚との競争心です。

親が兄弟間で競争心をあおるような育て方をして、それが適切に解決されていないと、
他人と比較して勝ち負けにこだわるようになります。

このように、上司や同僚の裏には、親子や兄弟の問題が潜んでいることが、
多々あります。

親や兄弟との関係を改善していくことによって、上司や同僚との問題も
解決の糸口を見出すことが可能です。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。

 

関わりにくい人の中でも、手ごわいのが、批判的な人。
批判的な人は、どこの職場でもいると思います。

部下は上司を選べませんから、上司が批判的な人だと本当に大変です。

「仕事は好きだけど、上司が批判的で仕事を続けるのが苦痛」と訴える人は、
少なくありません。

けれども、それを逃れようと転職したところで、
新しい職場で同じような人に出会う可能性もあります。

批判的な相手に対して間違った対応をすると、
いつまでも悩みを解決することができません。

どのように接するのが効果的かを考えてみましょう。

1.相手に勝とうとしない

「批判をやめさせよう」、「文句を言われないように、落度のないようにしよう」としても、
相手に勝つことはできません。

「スーパー批判的な人」というのは、あなたよりレベルが数段上です。
必死でぶつかっても相手はびくともせずに、こちらは傷だらけになります。

2.相手の批判を受け入れない

相手の批判を言われるがまま信じて受け入れ、自信を失ってしまうのも、
誤った対応です。

「批判のための批判」を受け入れてしまうと、自分の良い面まで否定してしまいます。

自分のミスはミスとして受けとめなければなりませんが、冷静に判断し、
自分に対する確信を失わないようにします。

3.相手の批判に対して怒らない

批判的な人というのは、あなたを怒らせるような仕掛けをしてきます。

そこで、怒り出してしまうと、ますます批判の対象になって、相手の思うつぼになり、
あなたの立場が悪くなる一方です。

巧妙な相手の手に乗ってエキサイトせずに、落ち着いて対処するように心がけましょう。

4.ありのままの相手を受け入れる

批判的であるというのは、その人自身の領域です。
他の人が、だれかの性格を変えることはできません。

「この人は批判的なのだ」という、ありのままの姿を受け入れます。

5.相手と一定の距離をとる

物理的にも感情的にも相手から離れて、距離をとるようにします。

感情的な距離をとるというのは、相手とひと言も話さず、
無視をするという意味ではありません。

用件があるときだけ、事務的に対応するということです。

6.相手と向き合う

批判されたときに、あなたがどう思ったかという感情や、
批判によってどんな影響を受けているかを相手に言葉で伝えるのです。

言葉で伝えるのは自分でできることであり、
相手が変わるかどうかは自分のバウンドリーの範囲外なのです。

以上のように、仕事に関しては事務的に関わり、個人的には距離を保つというのが、
賢いつき合い方です。

批判的な人から悩まされているときは、これらのことを参考に、
自分自身を守るようにしてください。

丸屋真也(著)『他人は変えられないけど、自分は変われる』から要約しました。

 



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中村彰宏
性別:
男性
職業:
心理カウンセラー
趣味:
カラオケ、テニス、映画
自己紹介:
氏名:中村彰宏
職業:心理カウンセラー
学歴:米国ロマリンダ大学院
カウンセリング学部卒業(修士)
資格:米国カリフォルニア州認定・
夫婦家族療法セラピスト
現職:オリーブ・カウンセリング・
センター(代表)
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