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人は失敗したとき、つらいことにあったとき、何かをあきらめてしまったとき、
その状況を前向きに、肯定的に受け入れることがなかなかできません。

だれもが「あのことさえなければ」、「あのときこうしておけばよかった」と多少、
過去を引きずりながら生きているのではないでしょうか。

過去を振りかって後悔する、自分を責めて過去に逃げ込む、自分を苦しめ、
今のこの現実を受け入れることができずに、「今この時のこの私を生きる喜び」を
忘れている人も多いように思います。

他人と過去は変えることはできませんが、自分と未来は変えることができます。
すべとのことは、人生にとって意味があります。

まわりにいる人も、過去も、現在も、未来も、過去の出来事、
現在起きていること、これから起きること、すべてに意味と価値があるのです。

成功者に、成功している理由をきくと、
「過去にあった最悪と思っていたことが実はチャンスだった。
それが自分を変えるきっかけとなった」ということが多くあるそうです。

過去に悔やんだら、「今この時のこの私」に目を向けることから始めてみてください。

今の現実を、どのように受けとめるかです。
受けとめ方によって、つらい現実であったとしても光が差し込み、
希望と勇気がわいてくるはずです。そこに喜びもわいてくるはずです。

あきらめずに今を生きるようにすれば、希望が失望に終わることはありません。
過ぎ去った過去でもなく、まだ来ない明日のことを思い煩って生きることもありません。

大事なことは、今日を精一杯生きることです。
今この一瞬に起きている出来事や、今目の前にいる人と真剣に向き合い、
前向きに受けとめていくことが大切なのです。

あなたの幸福の扉を開くマスターキーは、「すべては最善のためにある」という心構えです。
さあ、あなたもこのマスターキーを持って、幸せの人生を歩んでいきましょう。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

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「クジラより大きくて、メダカより小さな生き物、なぁんだ?」

「そんな生き物、わからないわ」

「お母さん、そんな生き物イルカ!!」

なんともほのぼのとした親子の会話です。

水族館に子供が見学に行ったとき、イルカの世話をする人にききました。
「イルカと接するときに、何が一番大切ですか?」

その問いに、その人はこう答えました。
「イルカを尊敬すること、イルカに面と向き合い接することです。」

尊敬の心を持ってイルカに接すると、イルカが世話をする人のこころの中に
入ってくると言います。

ことばを越えたコミュニケーションが生まれるのです。
人間関係も同じです。

子供が親を尊敬するこころ、親が子供を尊敬するこころ、
夫が妻に、妻が夫に対して尊敬するこころ、
先生と生徒の関係、友人関係においてもまたしかりです。

尊敬するこころがあると、こころとこころが通じ合うコミュニケーションができます。
どちらが上でもない、どちらが下でもない。どちらが正しいか正しくないかでもない。

人間として、相手の人格を尊重し、その人の個性を大切にし、ありのままを受け入れること。

そんな尊敬のこころがあれば、相手に近づき、存在を認め、
わかろうとする気持ちも生まれてくることによって、
相手の立場に立って理解することができます。

それが共感という世界へと広がるのです。

夫婦関係において、自分にとって大切な人となった、
その相手との豊かな関係を深めていくことを求めるなら、
まず尊敬のこころを持って相手に接することが肝心です。

相手の中のすばらしいところを見出し、ことばにして相手に贈ることです。
「ことばの花束」として尊敬のこころを込めて贈ることです。

そのためには、自分が自分のことを尊敬するこころ、
「自尊心」を持って生きることが大切です。

「あなた自身を尊敬するこころ」と「相手を尊敬するこころ」とは、正比例するのです。
まずは、あなた自身のすばらしさを発見しましょう。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

アメリカのロサンゼルス空港で、
ロダンの「考える人」のように座り込んでいる男性がいました。

ある人が「何をしているんですか」とききました。

するとその男性は「飛行機に乗ってロサンゼルスに着いたのですが、
まだ自分のこころが着いていないので、待っているのです」と答えました。

現代社会は、このようにあまりにも忙しく、からだはここにあっても、
こころが付いて来ない場合がよくあります。

母親が子供に対して最も多く使っていることばは、
「早く、早く、早く」です。こうして子供は、せかされています。

これが続くと子供は、すばやく行動できない自分を卑下してしまいます。

「こうしたら良い」という積極的なことばよりも、
「こうしない方が良い」という消極的なことばの方が多く、
本来の自分を失って遠慮がちに消極的に生きるように、
しつけられてしまっているのではないでしょうか。

私たちは、自分らしく生きたいと思っています。
自分らしく生きるには、「本来の自分を取り戻す」ことが大切です。

人間のこころには、三つの欲求があります。
生存欲求、所属欲求、自己重要感欲求です。

自分らしく生きていくためには、自分がいかに重要な存在かを認められることが大切です。

自分の存在が認められるということは、親子関係、夫婦関係、嫁姑関係、
上司と部下の関係、先生と生徒の関係など、すべての人間関係を築いていく基本となります。

「あなたは、すばらしい存在です」と、相手に重要感を与えることができたら、
その人はあなたを信頼し、あなたのために動きます。

人があなたのために動くのは、脅すこと、命令、権威、報酬などに訴える方法もありますが、
最も良い方法は、その人を評価し、必要で重要な存在であることを認めることです。

それには、相手への尊敬、自分への謙遜も必要です。

人のために何かをするときに、「やってあげている」、「やらされている」ではなく、
「させてもらっている」、「ありがたい」と、こころから思ったとき、
相手は、自己重要感を感じているはずです。

こころから謙虚になることができると、相手が生きます。
そのためには、自分を認め、励ますことが大切です。

自分の名前を呼んで言ってみてください。
「はるさん、かっこいいよ」、「あきさん、素敵ですよ」と。

自分で自分を認め、励ますことをしていないと、他人の存在の重要性を感じないばかりか、
自らの重要性も感じず、人に励ましを求めて依存することになります。

あなたを見出し、あなたを受け入れ、あなたらしさを最高に生きることが大切です。
あなたらしさを生きることも、魅力ある人間関係を築くポイントです。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

人との関係が持てない、孤立しているというのは、
自分が見つからないでいるという状態と同じです。

引きこもりや不登校は、自分探しをしている時期と言われます。
しかし、自分探しというのは、人との関係の中でできることなのです。

今の若者は、コミュニケーションを自然に身につけることができなくなり、
引きこもりや不登校になってしまいます。

つまり、他人とのコミュニケーションがうまくできなかったことから、
自分がわからなくなり、「私は私である」ことができないのです。

その結果として、孤立した状態になり、自分になりそこねて、
自分探しに苦しみ、どう生きていいのかわからなくなってしまうのです。

エーリッヒ・フロムは、『自由からの逃走』という本の中で、

「人間はありあまる自由を与えられれば与えられるほど、
きわめて不自然な不自由さに自分の身をしばっていくものである」と書いています。

人間は、いきいきと人と親しく交わることができる環境が必要です。
親も自分のために環境が必要ですし、子供のためにつくってあげることも大切です。

思春期の子供から見た、あるお父さんのお話です。

お父さんがリストラにあって、ハローワークに行くようになりました。
そこで、同じように職を失った人たちと親しくことばを交わすようになったら、
本当にお父さんが人間らしくなった。

このお父さんは、ハローワークに行って初めて、ホッとするような人間関係を
見出したのではないでしょうか。

良い仕事が見つかったわけでもないし、経済的に満たされていないにもかかわらず、
家庭の中でもお父さんが本当に人間らしくなったというのです。

それまでは、一流企業で高いポストについて働いていたけれでも、
どこかよそよそしい人間関係の中でがんばってきた。

それが、職を失ってハローワークに行くようになったら、
お互いに気をゆるして話ができる知り合いが多くできた。

家庭の中での口のきき方まで変わって人間らしくなった。
すばらしいお父さんになったと、その子供は書いています。

いかに、良いコミュニケーションが、人間関係で大切なことかがわかります。
豊かな人間関係のためには、良いコミュニケーションが必要です。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

セミナーの参加者に、「皆さんは、ご自分のことが好きですか。
自分のことが好きな人は、手をあげてください」と質問しますと、
だいたい100名中5名ぐらいといったところです。

「自分を好きな人」が、いかに少ないかということです。
本当は自分を好きになりたいと思いながら、
そうなれずに自己否定してしまっている人が多いのです。

また、「好きだ」、「好きになりたい」と思いながらも、
手をあげる勇気がなかったという人もいるかもしれません。

手をあげる、あげないが問題ではなく、こころの中で、
「自分を好きになりたい」と思い始めることによって、変わっていくのです。

手をあげなかった人も大丈夫ですよ。
今をきっかけにしてください。

イギリスの劇作家バーナード・ショーの作品に『マイ・フェア・レディー』
というミュージカルがあります。

あらすじは、こうです。

言語学者のヒギンズ先生が、街角でイライザという花売り娘に出会います。
貧しい家庭に育ったイライザは、ことば使いも荒く、行儀も悪く、服装も汚く、
みすぼらしい花売り娘でした。

イライザに秘められた魅力があることを感じたヒギンズ先生は、
彼女にマナーを教え教養を身につけさせようとします。

魅力あるレディーになれると信じたのです。
そこから、イライザとの戦いが始まりました。

厳しい訓練に耐えられなかったイライザは、何度も逃げ出したりしますが、
ダイヤモンドの原石が磨けば光るように、彼女は少しずつ魅力的になっていきます。

そしてついに半年後、みすぼらしいイライザは、
淑女イライザに変身を遂げることになるのです。

このように、何ごとにも情熱を持ち、可能性を信じて一生懸命取り組むと、
そこに「いのちの交流」が生まれ、みごとな成果となってあらわれます。

これを心理学で「ピグマリオン効果」と言います。

その効果は、教えるものだけでなく、教えられるものが、
自分の才能、能力、美しさを信じることによって、より一層強められます。

その人の魅力や自分では気づいていない力を引き出す効果的な方法です。
まずは自分の魅力を見つけ、個性や美しさを認め、信じ、ほめてあげましょう。

自分自身のほめ上手になることが、自分を好きになることにつながります。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 



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プロフィール
HN:
中村彰宏
性別:
男性
職業:
心理カウンセラー
趣味:
カラオケ、テニス、映画
自己紹介:
氏名:中村彰宏
職業:心理カウンセラー
学歴:米国ロマリンダ大学院
カウンセリング学部卒業(修士)
資格:米国カリフォルニア州認定・
夫婦家族療法セラピスト
現職:オリーブ・カウンセリング・
センター(代表)
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