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現代は、ストレス社会と言われます。

最近では、一見何も問題がなさそうなビジネスマンやOLが、
心療内科に通っていると聞きます。

ストレスとのつきあい方、発散のしかたを知らないため、通院するまでになっているのです。
特に、日本人は、感情面からくるストレスが多いようです。

では、感情とは、何でしょうか?

感情は、気分と思われがちですが、気分とは、理由なしに起こってくる単純な気持ちです。
だから、コントロールすることが難しく、頭で論理的に対処することも困難です。

それに対して、感情とは、ある刺激に対して起こってくる主観的反応のことです。
主観的反応には、2つの変化があります。

一つは生理的変化、もう一つは精神的変化です。

生理的変化とは、胸がドキドキするとか、手が冷たくなるというような身体的変化のことで、
精神的変化とは、興奮する、恐れや不安を抱くといった、こころの変化のことを言います。

つまり、感情は、何らかの出来事によって起こる、こころとからだの変化と言えます。
これが、あなたの思考と行動を決めます。

感情をコントロールするというのは「自分の気持ちを抑えること」ではなく、
「何らかの刺激に対して自分のこころとからだを管理し、調整する力を持つこと」です。

人間の感情には、「喜怒哀楽」があります。
「喜」「楽」は良い感情、「怒」「哀」は悪い感情と思われがちですが、
感情に良い悪いはありません。

要は、自分の感情に気づき、知り、認め、受けとめ、受け入れていくというステップを
踏んでいくことが、大切なのです。

これは、相手の感情に対しても同じです。
感情のコントロールのポイントは、「どんな感情も、何ひとつ悪い感情はない」ということです。

さらに大切なことは、相手の気持ちを知る前に、自分の気持ちを知ることです。

自分が自分の気持ちを知ることにより、相手の気持ちを推し量ることができ、
視野が広がります。

自分の気持ちを大切にして、感情をコントロールすることです。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

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経営者、スポーツのコーチ、学校の先生、医師など、
指導的立場にある人に共通する悩みがあります。

そのひとつは、「今の若者たちは苦労が嫌いで、自分にとって楽しいこと、
好きなことにしかやる気を出さない。どのように指導していったら良いのか」ということです。

大切なポイントが3つあります。

一つ目は、若者に限らず、人は楽しいこと、好きなことにしかやる気を感じないものです。
この事実を認識することが大切です。

人は、他人のことは見えるのですが、自分のことはなかなか見えないものです。
特に、指導的立場にいる人は、自分の成功体験や苦労を押しつけてしまう傾向にあります。

人は、押しつけられると、やる気は出ません。
まずは、その人にとって、楽しいこと、興味を持っていることをやらせることが大切です。

どんなに好きなことでも、続けていくと必ず壁にぶちあたります。
そこで初めて、苦労を体験するのです。体験して初めて受け入れることができます。

苦労して壁を乗り越えてやっと自分のものになります。
それが達成感となり、喜びとなり、次へのやる気へとつながります。

二つ目は、相手の話をよく聴くことです。
相手が話している内容に否定も肯定もせず聴くことです。

ただひたすら、そっくりそのまま受け入れて聴くことに努めましょう。
ありのままを聴いてもらうことは、
自分の存在そのものを丸ごと受け入れてもらっている実感がするのです。

指導するというのは、相手に言って聞かせて納得させることと思っている人も多いと思いますが、
実際は、まず相手の話を十分に聴いてから、話す方が効果的なのです。

人は、話を聴いてもらったあとならば、相手の言うことも素直に受け入れられるからです。
とにかく、ひたすらに聴くことが大切です。

三つ目は、相手の可能性に目を向けさせることです。
たとえば、スポーツの世界では、結果を出すために、辛く苦しい練習があります。

ビジネスの世界では、日々の研修や研鑽が、
学生であれば、毎日の授業、家庭学習があります。

どんな世界でも、コツコツと努力の積み重ねが必要なのです。
これは決して楽しいものではありません。

しかし、努力が結果としてあらわれたとき、
確かな自分の力となり、自信が持てるようになります。

目の前にあるのは、努力が必要で大変なことが多いかもしれません。
しかし、その先に希望があることを、指導者であれば、伝えていく必要があるのです。

努力の壁の向こうにある希望に目を向け、可能性を見出したとき、人は変わります。
このポイントは、指導者のためだけのものではありません。だれでもがそうなのです。

どんなできごとも、どんな状況も、どんな人、どんな自分も、あなたにとって最善であり、
可能性があることを受け入れていきましょう。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

あなたは、本当の自分を知っていますか?

現代社会は、あまりにも忙しすぎます。
ときには立ち止まって、自分のこころを見つめ直し、自分を理解し発見する。
そのことにより、忘れかけていた本当の自分を見つめ直す時間も必要です。

タレントの明石家さんまさんの話です。
芸人を目指して、和歌山から大阪に出てきて間もなく、喫茶店でアルバイトを始めました。
お店にもやっと慣れてきたころ、さんまさん一人を残してマスターが外出しました。

一人で不安なところに、お客さんがやって来ました。
注文をきくと、「ウィンナーコーヒー」とのことでした。

さんまさんは、冷蔵庫を開けてウィンナーソーセージを袋から出し、
フライパンでいため、塩とコショウをふりかけ、コーヒーを入れたカップの中に
ウィンナーソーセージ3本を入れて、お客さんのところに持って行ったそうです。

お客さんは、砂糖とミルクを入れてコーヒーを飲み、
ウィンナーソーセージ3本をスプーンで食べ、レジで勘定を済ませて帰ったそうです。

この話は実話です。
さんまさんは、ウィンナーコーヒーというものを知らなかった。
また、お客さんも知らなかった。二人とも、知らなかったのです。
これは、笑い話ですが、知ることの中で最も大切なことは、「自分を知ること」です。

自分を知る、それは「自己認識力」です。
それを持つためには、まず自尊心というものを認識しなければなりません。

自尊心とは、「自分の価値を知り、自分のことを尊く思うこと」です。
健全な自尊心を育てることが大切ですが、
それは、自分の価値を知って、自分のことを認識している人間を育てるということです。

人は、他人から評価されたときに、自尊心を感じます。
それでは、評価してくれる人が不幸にもいなかったら、どうなるのでしょうか。
「自分は能力がない」、「私はきれいじゃない」と、
自己嫌悪のスパイラルにはまってしまいます。

それから脱却するには、「私は、私の人生に意味と価値を持ってつくられた
すばらしいただ一つの作品であること」を知ることです。

私たちは、他人と比べる必要がなく、人と同じである必要はないのです。
あなたは、あなたにしかない特別な個性を持った存在です。

あなたの価値は、「できる、できない」、「能力がある、ない」で、はかることができません。
あなたは、存在しているだけで価値があるのです。

なぜなら、あなたは、最高のデザイナーによってつくられた作品だからです。

そんな尊い自分が認識でき、自分の大切さに気づいたとき、
本当のあなたになることができるのです。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

 

あなたは、なりたい自分を生きていますか?
あなたがイメージした人生を歩んでいますか?

カウンセリングを通して感じることは、
「人生はこんなはずじゃなかった」、「本当は、こうなりたかった」と、
自分で思い描いていた人生でもなく、なりたい自分でもない自分を生き、
こころの中で葛藤と戦い、もやもやとしながら毎日を送っている人が、
いかに多いかということです。

しかし、よく考えてみると、
どんな仕事でも、毎日小さいことをコツコツと積み重ねているのであって、
はたから見るほど華やかな世界など、どこにもないのではないでしょうか。

「どうして、なりたい自分になることができたのですか?」、
「具体的な計画を持って、戦略的になさったのですか?」、
という質問に対する答えは、
「今、このときの、この自分に感謝して、最高に生きること」です。

もっと具体的に言うと、
「与えられたことに感謝して、人と比べることなく、精一杯努力させていただくこと」です。

そうすると、結果的に、なりたい自分になっているのです。

多くの人は、本当の自分ではなく、いつわりの自分を生きています。
それは、「こころの存在安」が原因です。

相手に気に入られたい、嫌われたくないと思うあまり、つい相手に合わせてしまうのです。

人はだれでも、人に受け入れてもらいたいと願うものです。
人に受け入れてもらうために、一生懸命に努力し、その結果、
本音で語れる自分ではなく、相手に気に入られるための自分になってしまい、
疲れきってしまっているのです。

どうしてそうなるのでしょうか。
現代社会に生きる私たちは、他人との比較競争の中で、
常に人より認められたい、すぐれた自分でありたいと渇望しているからです。
つまり、こころの中に平安がないのです。

「自分が自分であっても良いと思える」、「なりたい自分になっていくことができる」
ような方法を、「なりたい自分になるための7つのステップ」として、次回からご紹介します。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。

学生マラソンの選手で、目を見張るようなすばらしい記録を出している女性がいます。
ところが、大事なレースになると、気後れして失敗してしまいます。

ふだんの練習では、良い走りをするのですが、いざ本番となると、不安のあまり緊張し、
本来の力を出すことができません。

「なんてだらしないんだ。大事なレースなのに、期待を裏切るなんて、
信用できない人間だ」という声が、聞こえてきます。

信頼している監督からさえ、
「本当にだらしない。どうして肝心なところで、がんばれないのか。
もう少し気合いを入れないと、選手失格だ」と言われるようになります。

彼女は、「だらしない人間だ」と言われれば言われるほど、
いざというときの不安と緊張が強くなり、実力が発揮できなくなってしまいます。

「信用できない」、「頼りにならない」、「選手としてのプライドを持ちなさい」など、
このようなことばに、彼女はますます悩み落ち込んでいってしまいました。

彼女がカウンセリングを受けてわかったことは、彼女の気の弱さの原因が、
父親にあったことです。

実は、彼女の父親も、かつて陸上選手でした。

その父親が若いときに、「大事なときに失敗したら大変だ」、「ミスしていまったら、どうしよう」
といった不安感が強かったため、彼女が試合に行くときに必ず、
「大丈夫だろうな。しっかりしろよ」とすごい形相でにらみつけるそうです。

大事な試合であればあるほど、「失敗したら大変だぞ」と声をかけます。
父親にしたら励ますつもりで言ったことも、
彼女にとっては脅しとしか感じられなかったのです。

失敗したら父にゆるされないという恐怖心が、彼女のこころの中にめばえ、
こころの傷となってしまいました。

大事なレースの日になると、この父親から受けたメッセージにより、
彼女のこころの中は恐怖心でいっぱいになります。

彼女が、この恐怖心から解放されて自立した人生を生きていくためには、
恐れている自分とつきあっていくことが大切です。

恐れている自分がダメではなく、恐れている自分も自分、そんな自分を大切にし、
自分を受け入れて、自分で自分に言ってあげるのです。

「失敗することもある、大事なのは自分の力を出し切ること」、
「完全を目指すのではなく、完成を目指す」、
「どんなときも大丈夫」と、自分に語りかけて、自分を励ますことが大切です。

高木裕樹(著)『自分を好きになる本』から要約しました。



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中村彰宏
性別:
男性
職業:
心理カウンセラー
趣味:
カラオケ、テニス、映画
自己紹介:
氏名:中村彰宏
職業:心理カウンセラー
学歴:米国ロマリンダ大学院
カウンセリング学部卒業(修士)
資格:米国カリフォルニア州認定・
夫婦家族療法セラピスト
現職:オリーブ・カウンセリング・
センター(代表)
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